新規客を増やす方法

ヒット商品開発

【飲食店や美容室でヒット商品を生み出す秘密】

『見た目の法則』

『サイフォンで出汁を取るラーメン屋さん』

【名物メニュー(ヒット商品)の必要性】

【名物メニュー(ヒット商品)を作ろう!】

『「愛着」を持ってもらう』

『組み合わせ(足し算・引き算)でメニュー開発』

『「伝わりやすい」を意識しよう』

『今ある商品(リニューアル)で新作を作る』

【「実績」を利用してヒット商品にしよう】

【まとめ】

 

 

【飲食店や美容室でヒット商品を生み出す秘密】

『見た目の法則』

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材料にはこだわっている

接客にも力を入れている

値段もなるべく安くしている

他店と違う事もやっている

寝る間も惜しんで働いている

なのになぜか売上が上がらない?

そんなお悩みをお持ちのあなた!

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実は、ある方法通りにやれば、

今まで通りの商品、

今まで通りの接客、

今まで通りの価格でも

売上を伸ばすことが可能なんです。

 

熊は、大きくて風貌はめちゃくちゃ怖いですが、

実は繊細な性格です。

 

多くの人はその見た目から勝手に

「狂暴な性格」だと思っている事でしょう。

 

ですが、動物園の飼育員さんにお話を聞くと

「基本的に性格は臆病で人間を恐れています。

熊が先に人間の存在に気づけば、たいてい熊のほうから逃げて行きますよ。」

 

上記のように

実は、人は外見に大きく左右されます。

 

そう、見た目で判断する傾向が強いのです。

 

例えば、あなた自身も自分のお店を思い出してください。

 

お客さんから

「お店の外観がオシャレで気軽に入れないお店かと思ったけど、いいお店ですね!」

とか

美容室なのに、「カフェかと思っていました」

とか、

 

「え!これ見た目と違ってあっさりで食べやすいですね!」

とか、こんな感じの

「◯◯だと思っていたけど、本当は、◻︎◻︎なんですね!」

みたいなことを言われたことはありませんか?

 

あるいは、あなた自身が

色んなお店をお客さんとして使う時に

思ったことはありませんか?

 

きっとあると思うんですね。

 

それってなぜかと言えば紛れもなく、

その人の勝手な思い込み、

第一印象で決めてしまっているという事実があるのです。

 

その思い込みや第一印象はどうやって生まれるか?

と言うと、ズバリ見た目なんです。

 

そう、

お店だったら、店舗外観

商品だった、商品の外装、見た目、盛り付け、名前などです。

 

つまり、

こうした店舗外観で損しているお店、

商品の外装、見た目、盛り付け、名前で

損しちゃっているお店って沢山あります。

 

自分のお店の商品の見た目を

変えて大ヒット商品を生み出すなど、

そのヒットの法則の1つが「見た目の法則」です。

 

世の中でヒットした商品て

実は、その時点で世の中には無かったもの

ではなく、既に世の中にはあったものが大半です。

 

つまり、世の中にあったものを

見た目を変えるだけで

ヒット商品にしてしまう

というリニューアルヒット術なんです。

 

例えば、

白の綿棒を黒にした黒綿棒

最中の蓋が閉まらない切腹最中

結婚前に特化したブライダルエステ

見えることを前提にしたブラ

 

つまり、今、あなたのお店にある商品も

法則に当てはめるだけで、ヒットさせることができます。

 

1.常識と逆にする

2.大衆の想像を超える、壊す

3.絞り込む

4.あえて見せる

 

あなたのお店の商品で

これらの要素を取り入れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『サイフォンで出汁を取るラーメン屋さん』

サイフォンラーメン。

 

博多の警固と今泉と言うところに

2店舗あるんですが、

ラーメンのスープって

皆さんのイメージだと寸胴で作ると思うんです。

 

でも、このお店は、

サイフォンで7種類の鰹節の出汁を取る。

 

こうした見せ方も含めて

「WRGP(ワールドラーメングランプリ)」で

世界一に輝いたお店なんです。

 

でね、商品の見せ方としてこのやり方って

多くの人の興味をそそると思います。

 

第1、私自身もこう言う形で口コミしてますよね(笑)

多くの方々が口コミもしていると思います。

 

こうした商品の見せ方もすごいですが、

商品製作の面でもすごいなと思ったことがあります。

 

一般的にラーメンの傾向って、

7時間かけてとったラーメンスープとか

12時間かけて作る渾身のスープとか

書いてあるお店って多いですよね。

 

でもね、、、

冷静に考えると、

スープを作るのにそれだけの時間

掛かってるって言うのは、人件費もバカにならない。

そして、多くの個人店主が錯覚するのは

自分がスープを見ていれば人件費が掛からないと思い自分がスープを作ったりする。

 

でも、本来一番時給の高い人が

お店に拘束されるのは、

経営者としては、一番やってはいけないことなんですね。

 

このラーメンは、

お客さんがラーメンを待つ時間すら

スープの制作時間になっていて

見せるエンターテイメントになっています。

 

待ち時間すら楽しい。

 

普通、待ち時間てお客さんはやな時間と言うか、

なるべくなら早く食べたい訳ですよ。

 

でも、待つ時間が楽しみに変わるから

1つ変えるだけで、これほどまでに大きく変わる訳です。

 

同じくらいの数の鰹節などを

ブレンドしてスープを作っている人って他にもあるはずです。

 

しかし、寸胴でスープを取るか?

サイフォンでスープを取るか?

で、お客さんの印象から何から変わる訳です。

 

ヒットの法則がここにもある訳ですよ。

 

調理の仕方を変えるだけで、同じ素材、食材を使っても

新しい独自性のある商品を作れます。

 

料理には、

煮る、蒸す、焼く、炙る、燻すなど様々な調理法があります。

 

例えば、

鳥を焼けば焼き鳥になるし、

鳥を蒸すと蒸し鶏になります。

 

例えば、

焼くという調理に、人による誤差

提供品質の誤差が生まれるのであれば

調理法を変えて、誰でもできる調理法で提供する。

 

例えば、

焼く作業をやめて、蒸す作業に変える。

同じ食材でも新しい料理を作れます。

 

チキンを丸ごと圧力鍋で蒸してみる。

それを豪快にニンニク醤油や生姜醤油で食べる。

 

焼き鳥のように串をうつ時間もいらないし、

パート、アルバイトでも誰でもできるメニューに変わるし、

豪快だけど美味い料理ができたりします。

 

こんな感じで、珍しい食材なんか使わなくても

今ある食材を少しやり方を変えるだけで

お店独自のメニューを作ることは可能です。

 

例えば今説明したのは、

・調理法を変えるでしたが

他にも

・器を変える

・味付けを変える

・提供方法を変える

・サイズを変える

これらのどれかを変えるだけでも

ダイナミックに新しい「そうな」メニューを作ることができるのです。

 

これは美容室でも同じです。

どこか1つの要素を変えるだけで他と違うお店を作れます。

 

例えば、

カット1つとっても

・伸ばす、切るなど長さを変える

・一本ずつ切る、まとめて切るなど

切り方を変える

 

・頭皮の場所ごと長さや切り方を変える

など、色んな変更要素があります。

 

また、大きく考えると

・店内の造作を変える

・店員さんのコスチュームを変える

・BGMを変える

・接客方法をかえる

などなど、

更に拡大視点で話すと、

秋葉原とかならメイド美容室だって行けそうですし

西部劇の美容室だっていいわけですし、

店内にサーフィンボードなど、サーファーが集まる美容室でもいいわけです。

 

ポイントは、一要素だけ変えることなんです。

【名物メニュー(ヒット商品)の必要性】

日本で一番高い山は?

 

と聞かれたら、あなたはすぐに

日本で一番高い山を思い浮かべることができると思います。

 

しかし、2番目に高い山はなんていう名前の山ですか?

と聞かれたら、パッと答えられますか?

 

多分、山マニアの方か

日本登山愛好会の方じゃないかぎり

一般の人だったら、2番目に高い山は

分からなくて答えられないと思います。

 

そうなんです。

日本で2番目に高い山でさえも

人からは覚えてもらえないのです。

 

これが地元の山なら、あなたは答えられると思います。

 

例えば、小学生のときの遠足で登る

地域のお馴染みの山ならば

別に日本の中では全然高くなくても覚えていると思います。

 

つまり、私たちの店舗経営でも、

大事なことはお客さんの中で

記憶に残るお店になっておかないといけないという事です。

 

なんらかの基準で一番になっておかないと

お客さんのお店選びの選択肢の中に

入れてもらえてないと言うことなんです。

 

お客さんのお店選びの行動は

 

1.自分の知っているお店の中から選ぶ

 

ことと、

 

2.食べログなどの知っているツールを使って調べる

 

という2つの行動を経てお店選びをしています。

 

やはり、全く知らないお店だと

一次会のお店なのに

二次会のお店を間違って選んでしまうなど

会の飲み会に相応しくない変なお店を選んでしまう可能性があります。

 

そこで、大抵の場合、

あなたも身に覚えがあるかもしれませんが

まずは、自分の知っているお店の中から選ぶことって

あるお思うんですね。

 

でも、思い浮かばないか?

あるいは、今回の目的のお店の趣旨とは違ったり

あるいは、新しいお店を探そうという

目的だったりした時には

新しいお店を選ぶ訳ですね。

 

で、こう言った時に

 

1.まずは思い出してもらい、また利用してもらう

 

ことでも大事だし

新しく利用する選択肢として

 

2.色んなお店の中から選んでもらう

 

お店としても大事なことの1つに

パッて思い出してもらいやすい

そして、

「あ!このメニュー頼んでみたい!」

と思ってもらえるようにお店ならではのメニュー

一言で言えば名物メニューを作ることが大事なんですね。

 

さて、あなたは野菜ジュースを飲んだことがありますか?

 

野菜ジュースと言えば何を思い出しますか?

「1日分の野菜」

と、答えた方がいるかもしれません。

 

ほら、

最近、野菜たりてないなとか思ったら、

再度選んでもらえますし、

初めての人にとっても

「あ、これ一本で1日分の野菜がとれるんならこれ飲もうかな」

と、選びやすいですよね。

 

「長持ちするパーマ」

って言われたら、

パーマがすぐに落ちやすい方にとっては

「あー、こういうパーマがいい!」

って、わかりやすいですよね。

 

それを訳の分からないカタカナ文字で

「インフィニットパーマ」

とか書かれていたとしたらどうですか?

 

パッとこのパーマにしようとかわかりますか?

あるいは逆に何にも書かれてなくて

単に「パーマ」

しか、書いてなかったらどうですか?

 

他のお店との違いも分からないし

どうしてもこのお店のパーマがいい!

って言う、選ばれる理由にもなりませんよね。

 

多くのお店がパッて思い出してもらえたり

多くのお店の中から選んでもらえるような

 

1.多くの中から興味をひいて

2.分かりやすい

3.選びやすい

 

名物メニューを作る意識が欠けています。

 

あなたのお店ではどうですか?

選ばれるために

 

1.多くの中から興味をひいて

2.分かりやすい

3.選びやすい

 

名物メニューを作ってますか?

 

選ばれるお店には

飲食店、美容室、エステサロンを問わず

名物メニュー(ヒット商品)があります。

 

あなたもよく行くお店の

お気に入りのメニューってありませんか?

 

名物メニューがあるお店と

名物メニューがないお店だと

やはり名物メニューがあるお店の方が

 

・客数も相対的な増えますし

・そのお客さんの累計の来店回数も伸びます

 

あなた自身も何回も行っているお店もあれば

一回だけで終わったお店もあると思います。

 

名物メニューがあるとお客さんが

 

・あなたのお店を知るきっかけの数が増えて

・あなたのお店のことを思い出す回数が増えて

・友達と行く時に、そのお店にする確率が増えます。

 

つまり、名物メニューの有無が客数に大きく影響するのです。

 

ですから、

あなたもお店に名物メニューを作る方が売上アップに直結します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【名物メニュー(ヒット商品)を作ろう!】

『「愛着」を持ってもらう』

個人店がお客さんから選ばれる要素の1つは

「独自の名前をつけた名物料理を作ること!」

 

例えば、カットひとつ取っても

ラーメンひとつ取っても

どれだけポピュラーな商品であっても

そこに一工夫を加えて、独自の名前をつける。

 

そして、独自商品にすること!

これが名物メニューになるお店を代表する

人気メニューになるきっかけです。

 

人気の曲の出だしを聞いただけで気分が盛り上がるように

そのお店の名物料理を一口食べるだけで

「そうそう、これこれ!ついつい食べたくなるんだよね」

と、根強いファンが生まれるものなのです。

 

美容室のカットでも同じ。

独自の名前をつけることで、

やっぱりこのお店が私に1番しっくりくるという

愛着を持つきっかけになるのです。

 

この愛着。

 

この感情が芽生えるためには

お店「固有の特徴づけ」が大切なんですね。

 

それはほんのちょっとした違いだけでもいいんです。

 

その違いを伝えることで、

そこにあなたの世界観が生まれて、

共感してもらうきっかけができます。

お客さんの愛着が生まれる瞬間でもあるんですね。

 

あなたも末永く通うお店があったとしたならば、

そのお店は、言葉は悪いですが、

世界一美味いお店ですか?

世界一オシャレにしてくれるお店ですか?

 

決して世間的にはそうではないはずです。

でも、あなた自身には愛着がある。

 

もし、あなたがその愛着を持つ要素の理由に気づけば、

今度は、それを自分のお店でお客様が感じれるように

取り組みをするようにしてください。

 

個性を出すためには

1.他店と異なる一手間を加える

※見た目で違いが分かる方がいい。

※分かる人は分かるではダメ。分かりやすさが大事

 

2.独自の名前にする

 

そして、もう1つ大事なことは

名物料理と言うのは、世の中の普及定番メニューの中から

生まれやすいという事です。

 

皆んなが知ってるからこそ

例えば、ラーメンとかカツ丼とか

カットもそうですが、

普及定番のメニューだからこそ

ちょっとしたアレンジが

他との違いや個性、独自性として

お客さんに理解されやすいのです。

 

それを元々の形が分からないような

独自の創作をしてしまうと

そこに個性も名物にもなり得なければ

愛着も生まれにくいのです。

 

そういったことも分かると

あなたのお店の名物料理作りは更に進んでいくでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『組み合わせ(足し算・引き算)でメニュー開発』

実は世の中にある商品と言うのは、

既になんらかの形であるものが大半で、

それを新しいように見せていると言うのが実態ですね。

 

豚カツ+カレー=カツカレー

カレー+うどん=カレーうどん

 

美容室やエステサロンも同じで

 

既存のメニュー同士を組み合わせることで

新しいメニューが作れますし、単価も上がります。

 

このように新しいメニューというのは

1.既存のメニュー同士の組み合わせ

 

つまり、「足し算」で新商品が作れます。

 

例えば、タイのお刺身1つとっても派生させて商品が生まれます。

・タイのお刺身 + サラダ = カルパッチョ

・タイのお刺身 + しゃぶしゃぶ = タイしゃぶ

・タイのお刺身 + お茶漬け  = 鯛茶漬け

このように他の要素と組み合わせることで

新しい商品に生まれ変わらせることができるのです。

 

またパフェというのは分解すると

果物 と アイス

に分解できます。

 

果物+アイス =パフェ

 

ジュースというのは、

果物 から 繊維部分(形)を抜き取ったものになります。

 

果物+つぶす =ジュース

 

少し前に流行ってたフルーツアートも

※果物 彫刻 やフルーツアートで検索してみてください。

果物を、「食べる」ものではなく、彫刻物として「見る」に目的を変えたものです。

 

果物+彫刻  =フルーツアート

 

つまり、全ての要素は

複数の項目が組み合わさってできているのです。

 

また、

2.引き算の発想

でも、新メニューはできます。

 

例えば子供にすごく流行ったのがペダルなし自転車 キッズバイク

これも自転車のペダルがなく子供が足で地面を蹴りながら進むタイプの自転車です。

 

3.意味をつける

ホールのケーキに誕生日と言う意味をつけると

バースデイケーキとなり需要が生まれます。

 

4.提供方法を変える

例えば、ラーメンは、スープの中に麺が入っていますが、

麺を外に出して、スープに入れて食べるとつけ麺になります。

 

汁に入れる ⇒ 汁につける

 

世の中に無いものを作るのではなく、既にあるものを少し変える。

これがヒット商品、メニューを作る効果的なやり方です。

 

例えば結婚式。

 

これまでの時代は、教会などの豪華施設を使っての挙式でしたが、

これからは2人の趣味を反映させた

・バーベキュー婚

・サーフィン好きの方の海婚

など、

 

コンセプト挙式など新しい挙式の形が増えて

設備産業の在り方も変わることでしょう。

 

いかに既存のモノを

いかに新しい形に魅せるか?

経営者としての力量が試されますね。

 

 

 

 

『「伝わりやすい」を意識しよう』

ここ100年の元号を見ると

・明治

・大正

・昭和

・平成

・令和

 

どれも画数がそこまで多くなくて

・誰にも

・分かりやすく

・読みやすい

・理解しやすい

・書きやすい

・親しみやすい

 

これって、店舗経営でも言えますよね。

 

例えば、店名とか商品名などこれに当たります。

読みづらいお店の名前とかそれだけで来店率を下げています。

 

店主本人はいいと思っていても

実はお客さんからしたら全く分からない。

 

造語、当て字のオンパレードみたいな

店名や商品名は、それだけで損しています。

 

毎年何億円もの投資をして

研究開発している大企業の商品名は

分かりやすいし、記憶しやすい、思い出しやすいです。

 

リフォームの「新築そっくりさん」

小林製薬の「のどぬ~るスプレー」や「熱冷まシート」

 

僕が好きなのは

コイケヤの「カラムーチョ」「わさび~フ」

 

他にも世の中のヒット商品は総じて分かりやすく

親しみやすい訳です。

 

ポイントは元号のように

・誰にも

・分かりやすく

・読みやすい

・理解しやすい

・書きやすい

・親しみやすい

だけでなく、

商品を使った時の

・ご利益が分かりやすい

ということが挙げられます。

 

例えば、

これ一本で1日分の野菜が取れる

という分かりやすさ。

これだけ飲めばいいという簡単、便利さのご利益が伝わりやすい。

 

のどぬ~るスプレーも

熱冷まシートも

喉に塗るだけでいいという商品特徴や

熱が冷めるというご利益を分かりやすく伝えてます。

 

だから、飲食店でも

「パリパリチキン」

「シャカシャカポテト」

「とろっとろチーズオムレツ」

「15品目の彩りサラダ」

「ご飯がススムキムチ」

「ビールがすすむジューシーチキン」

 

美容室でも

「ふんわりボリュームカット」

「長持ち艶出しパーマ」

「潤い保湿トリートメント」

などなど、

ご利益を入れた商品サービス名にすることで

割引しなくても、売れるようになるのです。

 

あなたは商品を開発するうえで

何を考えますか?

何に気づきますか?

 

経営者は常に興味関心、好奇心をもって世の中の出来事を自分の人生の

プラスのことに転じていきましょう!

『今ある商品(リニューアル)で新作を作る』

個人店は、大手企業のように開発費用などありませんし、

基本的にヒット商品を作るのは、今の商品を軸に作ります。

 

多くの人が、今の商品をヒット商品にするなんて

できないと言います。

 

しかし、ポイントを抑えれば

ヒット商品を作り出すことができるのです。

 

なぜなら、

私たちの仕事は、

 

0から1を生み出すアーティストではありません。

1を2にする仕事をすることです。

 

つまり、世の中にないものを

作り出すことではなく、

今あるものをリニューアルして

新しいもののように見せるという

リニューアル商品開発術なんです。

 

リニューアルだからこそ大手企業のように

 

・開発費用はかかりません

・今の商品を使うのでコストは増えません

 

飲食店は、今の食材を活用して作れますし

美容室は、今やっているメニューを改善して

客単価を上げることができます。

 

単価を下げずむしろ上げているのに売れるようになるのです。

 

ハワイ好きな店主が

店内をハワイ一色にしたハワイアンな美容室にするとします。

こういった美容室他との違いが明確になり間違いなくヒットします。

 

他にも、電車好きの店主が店内を鉄道グッズで

埋め尽くされた床屋さんがあります。

やはり鉄道好きにはたまりません。

 

例えは、ステーキを例にします。

厚切りじゃなくちゃステーキじゃない!

厚切りステーキ専門店

 

どうですか?

お肉好きなら食べてみたくなりませんか?

 

ちなみに、ステーキチェーン店のブロンコビリーさんは、

やわらかさと旨味の強さが特徴の

ウルグアイ産牛ヒレ肉を60日間熟成し、

厚切りカットで提供して、ヒットしています。

 

ナイフで切らなくても、

そのまま食べられる程のやわらかさということで

私も食べに行きたいと思っています。

 

世の中にないものを作らなくても

既存商品の見た目を変えるだけで

ヒット商品を生み出すことができます。

 

・今の商品を厚くしてみたら?

厚切りカット商品

 

・今の商品を熟成させてみたら?

例えば、お魚の麹漬けって、熟成ではないですか?

 

例えば、

熟成焼き鮭定食とネーミングを変えたり

 

焼き鮭定食の鮭を厚切りにして

厚切り焼き鮭定食

なんて、どうですか?

 

同じ商品でも

リニューアルヒットを

生み出すことができる可能性があるのです!

 

豆腐屋さんから相談を受けたときのお話ですが、

豆腐屋さんなので、

麻婆豆腐の餡も売ろうかとか、

メガ豆腐を作ろうと話していたので、

更にそこから色んなアイデアの話になっていったのですが、

私なら麻婆豆腐専用豆腐を作ったり

冬はお鍋をやる家庭も増えるので湯豆腐専用豆腐を作ったりします。

 

また、豆腐は基本四角いので、

水風船に豆腐を入れて固めて

丸い豆腐を作りテレビや雑事に取り上げられる豆腐を作ります。

 

こうやって考えていくと

似たようなお店がたくさんある中でも

独自の特色を出すことができるようになります。

 

あなたのお店や商品が

例え、他にも似たようなお店があったとしても

少し形や見た目などを変えるだけで独自の商品を持つお店になります。

 

・大きさを変える

・形を変える

・見た目を変える

・名前を変える

・用途に合わせる

 

あなたのお店に今ある商品を上記の点で一項目でも変えてみてください。

 

今まで世の中になかった商品ができて

マスコミも注目する独自商品になりますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【「実績」を利用してヒット商品にしよう】

――ここから――

当店に来店するお客さんの8割以上が

こちらのメニューを注文されます。

【うんまい餃子380円】

――ここまで――

 

――ここから――

当店に来店するお客さんの8割以上が

このパーマを選びます。

【ボリュームアップふんわりパーマ】

――ここまで――

 

こうやって、

「当店に来店するお客さんの8割以上が」

と書くと、そのメニューを注文する方が増えます。

 

そして、2週間以内に、本当に8割以上が

注文する人気メニューになります。

 

これが人間の行動原理です。

 

人は失敗したくないので

皆んながどんな選択をしているか?

気になります。

 

だから、このように

8割以上が注文しているならば

美味しいだろう、いいメニューだろうと思います。

 

ここから派生して考えると

・8割以上注文を受けているという「実績」

は、お客さんに響きます。

 

同時に、響く要素は

・お客さんの声

です。

――ここから――

最近、髪のボリュームが無くなってきて、年齢もあるし、

髪の毛も抜けやすくなっていたので困っていました。

しかし、「ポリュームアップふんわりパーマ」をしたら、

以前のようなふんわりボリュームのある髪型になれました。

今では、毎日鏡の前で

セットするのも楽しいです。

――ここまで――

 

――ここから――

色んなお店で餃子を食べますが、

私はここの餃子が、一番ジューシーで好きです。

――ここまで――

 

こういったお客さんの声は、

お客さんの来店客数アップにも役立つし

店内での注文率のアップにもつながります。

 

そこで次のことを意識してください。

売上以上に利益が伸びるきっかけになります。

 

1.「1日50食でる人気メニューです。」などの実績数を使う

2.お客さんの声を載せる

3.お客さんのヘアスタイルのビフォーアフターを載せる

 

これらのお客さんに関連する3つの要素を

お店の販促に使ってみてください!

 

あなたの努力が報われるようになります。

 

【まとめ】

ヒット商品を開発するうえで大事なことは

1.       見た目にインパクト

2.       短所も長所に

(待ち時間などお客様にとってのマイナスをエンターテインメントに変えてプラスにする)

3.ない物から作るのではなく、今あるもので開発しよう

4.分かりやすく伝わりやすく

5.お客様の声も「実績」として利用しよう

 

上記を意識して、行動することにより

より良い商品を開発でき

売上も上がっていくでしょう。

 

あなたに出来ないことはありません。

出来ない理由を探すより、

少しでもできる事を探し、前に進みましょう!

 

あなたならできる!

応援しています。