新規客を増やす方法

メニューブック

【残念なメニューブック】

『分かりづらいメニューブック』

『価格の所にテープを貼ってる残念な飲食店』

【利益を伸ばすために原理原則を徹底的に学ぶ理由とは】

【客単価UP&注文が増えるメニューブック】

『適正利益を獲得するメニューブック』

『季節に応じた美容室や飲食店のメニュー表現』

『飲食店と美容室は専用メニューで客単価がアップする』

【まとめ】

【良いメニューブック(例)】

【残念なメニューブック】

『分かりづらいメニューブック』

あなたのお店では初めて来店したお客さんから

「オススメはなんですか?」

と聞かれることはありますか?

 

それに対して、スタッフが対応しています!

と言うのは、スタッフがよくできている

という話に聞こえますが、、、

 

そうではなくて、

そもそも論として

「おススメは何ですか?」

と、聞かれている時点で、

このお店のメニューブックは、

『何を頼んだらいいのか?』

分かりづらいです!

 

と、烙印を押されているようなものです。

 

なので、初めて来店された方に

「オススメのベスト5」とか

メニューブックで紹介することも大事です。

 

また、こうしたメニューブックに連動して

大切なのは、

お店の名物メニューを作ることです。

 

名物メニューは、写真を撮ってもらったりして

InstagramやTwitterなどのSNSでお客さんが

口コミしてくれるきっかけになります。

 

だから、こうしたSNS時代に合わせたメニュー作りは

とっても重要です。

 

さらに、これらのメニューを注文してもらうには

メニューを見たときに、注文したい!

 

と、思ってもらえる必要があります。

そのためには、美味しそうな料理写真が載っている必要があります。

 

メニューブックでは、注文して欲しいものは

大きく写真や美味しさのポイントを書いたりして

目立たせることです。

 

「オススメは何ですか?」

 

と、聞かれたら、それは分かりづらいって証拠です。

 

ちゃんと、お客さんから聞かれなくても

注文して欲しいメニューが注文されるように

 

1.注文して欲しいメニューを目立たせる

2.写真を入れる

3.美味しさの解説をする

4.販売数や実績などを書く

 

今日からさっそく

実践してみてくださいね!

残念なメニューブック

・文字が小さい(線が細い)

・オシャレを意識し過ぎていて読みにくい

・おススメが分からない

・全て単品メニュー

・写真がないので食欲がそそられない

『価格の所にテープを貼ってる残念な飲食店』

メニューブックは、

業者に作成してもらっているという方は

特に聞いて欲しいお話です。

 

パソコンが苦手だからと

メニューブックを業者に作成してもらい

20万円とか40万円掛かっている方もいます。

 

これだと、スムーズに作り替えもできません。

 

だから、値段を変える時に

新しいメニューブックを作らず

値段の所にテープを貼っている方もいます。

 

でも、これって

「昔より値段高くしていますよ」

と、わざわざ言っているようなもの。

 

お客さんの意識を価格に向けさせちゃっている訳です。

 

そして、そういうお店って

メニューブックを変えてない訳なので、

いつ行ってもメニューが変わらないことを

意味しています。

 

それって、再来店率に影響して、マイナス要素となります。

 

夏には夏のメニューブック

冬には冬のメニューブックがある方が

お客さんはまた、行ってみようと言う

気持ちになりやすいです。

 

なので、

お客さんが来ない原因の1つが

自分で変えられないメニューブックを

作っていることだったりする訳です。

しかも、それが原因で値段もあげられない。

 

利益がでない。

 

つまり、業者に制作してもらっている

20万円とか40万円掛かるメニューブックが、

自分で自分のお店の経営を圧迫しているのです。

 

なので、

Wordなどを使い、

自分でメニューブックを作ることで、

利益を出しやすくすることができます。

 

あなたのお店はどうですか?

 

今、話したような

悪循環に陥っていませんか?

 

価格の部分だけ

テープを貼って消してあるとか

そんな状態が続くのだけは

やめてくださいね!

残念なメニューブック

・テープを貼っている

・値段を変更している事が

一目見てわかってしまう

 

【利益を伸ばすために原理原則を徹底的に学ぶ理由とは】

「人の消費行動を感情面から探求する」

 

人が商品やサービスを欲しいと思う瞬間は、

その人の感情が動いた時です。

 

だから、

商品自体のことではなく

それを使うことで得られるご利益を書くことが重要なのです。

 

例えば、餃子を例にお話します。

 

「この餃子の皮は国産小麦を使っています」

 

とか、これは単なる事実を書いているだけであって、

食欲を刺激していません。

 

「外はパリパリ、中はじゅわ~」

 

っと書いてあることで、

人は、餃子を食べている瞬間をイメージし、

ヨダレが垂れてきて、食欲を刺激され、

食べたいと思う訳です。

 

この感情の動きというのは、

人間の持つ、五感によって刺激を受けている訳です。

 

私は、奇をてらいません。

常に、基本に忠実に王道を走ります。

 

だから今日も、小手先テクニックではなく

どんな時代の変化があっても、

すたれることの無い、

人間心理の王道から話をしますね。

 

この消費活動は、人間の感情によって

そう、五感によって行われるということが分かれば、

それは全ての販促物で使えることが分かるはずです。

 

例えば、メニューブックで考えてみましょう。

 

飲食店で人が注文する瞬間というのは

メニューブックを見た時です。

 

つまり、

客単価が上がるのも下がるのも

このメニューブックの作り方次第

ということが分かっていただけますか?

 

「安い商品しか注文してもらえない」

とお悩みの方は、

このお客さんが注文する瞬間の

メニューブックに原因があることをご理解ください。

 

五感は、

 

・視覚

・聴覚

・触覚

・味覚

・嗅覚

 

ですよね。

 

そして、メニューブックは、

メニューブック内に記載する

写真や言葉を使い、食欲を刺激する訳ですが、

 

とりわけ、効果が高いのが視覚です。

 

人はメニューブックを

どういう流れで見るか?

どういう順番で見るか?

 

人の目線の動きを意識してください。

 

そう、

上から下に動きます。

 

安い商品しか買ってもらえないと

嘆いているお店のメニューブックの大半は

上から順番に、安いメニューから記載しています。

 

安いメニューが一番目立っていて

見られる回数が多い訳です。

 

だから、必然的に

一番安いメニューの注文率が高まります。

 

そう、

安い商品しか買ってくれないのは

不景気だからでもなく、お客さんのせいでもなく

 

自分自身で安い商品が一番売れる

メニューブックにしてしまっているのが原因です。

 

あなたは

一番目立つところに

一番安い商品を並べていませんか?

 

注文してほしい商品を

一番目立つように、一番大きく

記載していますか?

 

さて、この原理原則が分かると

これは、小売店の陳列管理にも同様に生かされます。

 

原理原則が分かれば、

それが、全ての物事に応用できるのです。

 

 

【客単価UP&注文が増えるメニューブック】

『適正利益を獲得するメニューブック』

お店の利益を伸ばすために

最初に取り組むべきは各メニューの価格改定。

 

つまり利益率の改善です。

 

適正利益の取れる価格で販売しないと

どんなに頑張ってもお店に利益が残らないのです。

 

基本的に「価格=価値」ですので、

適正価格で販売しようが、安売りしようが

お客さんは、その価格なりの判断をされます。

 

だから、適正価格で商品を提供することに意識を向けて欲しいのです。

 

消費税が上がり、来店客数が減ったと言う方もいますが、

チラシをやり始めている方は、

先々月も先月も昨対100万円ほど

売上を伸ばしているので、

販促をやっているお店は、きっちりと売上を伸ばしています。

 

で、メニューの価格改定とともに客単価をあげて

顧客1人当たりの客単価を上げるために大事なことが2つあります。

 

それが、

・メニューブック改定

・商品作り

の2つです。

メニューブック次第で売上が変わります。

 

儲からないと嘆く多くの店主さんが

・安いのが目立つ構成

・並びがバラバラ

だったりします。

きっちりと売上を伸ばしている方が

意識していることは、

・お店の特徴が分かる

・注文してもらいたいメニューが分かる

上記を意識して配置構成してます。

 

人の視線の動きに意識を向けていて

人は大抵上から順番にメニューブックを見るので、

上の方に注文してもらいたいメニューを大きく掲載させて目立たせます。

 

そして、それと関連商品も注文してもらい

購入点数を上げたいので、

予めセットメニューとして構成して案内したりもします。

 

美容室なんかは、自分自身で、

カットとカラーと

トリートメントと

お顔剃り

なんて、自分で組み合わせて注文するのって苦手です。

 

だから、

最初から複数のメニューを組み合わせて

案内をしてあげた方が利用者も

「あー!このメニューいい!」

って、気づきやすいです。

 

ポップも大事ですが

大半の方がメニューブックを見るので

メニューブックを改善するのはとっても大事です。

 

あなたのお店のメニューブックは、

注文してもらいたい商品が

より目立つ位置になってますか?

 

セットになってたりして

購入点数が自然と増える構成になっていますか?

 

『季節に応じた美容室や飲食店のメニュー表現』

飲食店の場合、ランチメニュー対策の一つとして参考にして欲しいことが、

ランチの回転率対策です。

 

ランチは基本、コーヒーを持ち出し可能にします。

 

――ここから――

ランチコーヒー持ち帰りできます。

職場でお飲みください。

――ここまで――

 

こうやって書いて、コーヒーを店内ではなく

持ち帰りができるようにしてあげるだけで、お客さんは喜びます。

 

実はお店としても、限られたランチタイムの中で

コーヒーを店内で飲まなくなれば滞在時間が短くなり、

回転率が上がります。

 

相手に喜んでもらいながら、自分のお店の経営にも都合がいいのです。

 

メニューブックを変える時に、

同時にこうした商品メニュー改善も行うと

より効果を高めることができます。

 

また、メニューのポイントは「季節感」を出すことです。

 

春野菜の天丼

夏野菜の天丼

秋野菜の天丼

冬野菜の天丼

 

天丼一つとっても、このように季節に応じた天丼があれば

食べに行きたいと思いますよね。

 

年に4回の来店のきっかけを作ることができます。

でも、名前を変えずに、いつも天丼というネーミングだったら、

季節ごとに天丼に入っている野菜が違うとは、お客さんは気付かないのです。

 

ここで大事なことは「季節の天丼」

と、書かずに季節ごとにメニューブックを

 

春には春野菜の天丼

夏には夏野菜の天丼

秋には秋野菜の天丼

冬には冬野菜の天丼

 

と、替えることです。

 

こうした細かい修正を掛けていくことで、再来店対策にも役立ちます。

 

また、美容室でも

 

――ここから――

乾燥しやすいこれからの時期に最適

頭皮の潤いを保ちフケを防止するシャンプー

――ここまで――

 

とか、季節に応じて、

表現を変えて、その時期その時期に

お客さんが欲しいと思う紹介の仕方に替えることです。

 

そうすることで、同じ商品でも

その時期ごとにお客さんに購入するきっかけを作ることができます。

 

季節に合わせたシーズナルカット

ワンピースが似合う春カット

爽やかに演出サマーカット

コートに似合うウィンターカット

 

例えば、カット一つとっても

季節に合わせて、スタイルに合わせてカットを提案することもできたりします。

 

同じ商品でもお客さんの欲するものは、季節ごとに変わったりします。

 

だから、私たちも季節に合わせて

表現方法を変えたり

メニュー名を変えたりして

お客さんに選んでもらえる工夫を

する必要があるのです。

 

こうしたメニューブックのアイデアがあるだけで、

あなたのお店の客単価は簡単に上がりますよ!

 

『飲食店と美容室は専用メニューで客単価がアップする』

客単価を上げたいのであれば、

専用メニューブックを作ることです。

 

例えば、飲食店ならば

子供用に子供用のメニューブックを作るのです。

 

おじいちゃん、おばあちゃんというのは、

「孫を連れて、ご飯をご馳走してあげたい」

という気持ちってありますよね。

 

もし、あなたが

子供連れ客の数をもっと増やせたらいかがですか?

 

子供を連れてくるということは、

親も一緒にいる訳です。

 

来店人数が増えます。

 

例えば、1卓4人掛けのお店の場合、

なるべく4人埋まった方が席稼働率も高くなりますよね。

 

つまり、どうせ席を埋めるなら、

稼働率を高めたほうが、時間帯売上も上がるので、

家族客を狙いたいという方もいらっしゃるでしょう。

 

実は、メニューブックを改善する際は、

ターゲットに応じて、料理についても考えます。

 

とはいうものの、

私は料理は作れないので、

「儲かる仕組み作り」の観点から

料理「構成」のアドバイスをするのですが、

それって、ターゲットに合わせて考える訳なので、

メニューブックを考える際には、

結果として、客数増も狙っていくわけですね。

 

家族客をターゲットにした場合、

多くの方が、

「お子様ランチを作る」と答えるでしょう。

 

その方向性は良いと思います。

ですが、私は不十分だと考えます。

 

なぜなら、多くのお店が、

お子様ランチはあっても

1種類だけしかないのです。

 

つまり、大人メインで

お子様ランチは、とりあえず1種類あるって感じ。

 

これでは、

「子供が主導権を握れない」ですよね。

 

基本、子供を連れていくとなったら

「〇〇(店名)に行きたい!」

と子供の口から言わせたいです。

 

で、それが出れば、

親は間違いなく高確率でそのお店に行きます。

 

そうなるためには、

どうしたらいいと思いますか?

 

そうなるためには、

2つのことをやる必要があります。

 

1.お子様メニューを充実させる。

お子様ランチだけでも3種類用意し、

定期的に変える。

2.お子様専用のメニューブックを作る。

 

イメージしてください。

 

子供は、いつも親がメニューブックをみて

「お子様ランチで良い?」

と話しかけられます。

 

子供は主役じゃありません。

 

そうではなくて、

子供自らがメニューブックを見る。

 

そこには、メニューブックを自分で見る喜びと楽しさ。

自分で、「コレ!」と決める喜びと楽しさがある訳です。

 

まさに、子供が主役です。

 

そしてこれは、

子供が元来持っている人間心理

「大人への憧れ、、、」

を満たしてあげる取り組みです。

 

これをやることで、

あなたのお店は、子供連れの家族客が増えるでしょう。

 

メニューブックを改善することで、

1.来店客数も増えますし、

2.客単価も増やすことができます。

 

メニューブックを侮ることなかれ!

メニューブックは、あなたのお店の売上アップに

とっても役立つのです。

 

家族で来てもらいたいお店ならば、

この方法を必ずやって欲しいのです。

 

美容室でも、

パーマの人にはパーマの人向けのメニューブック

カラーの人にはカラーの人向けのメニューブックを渡す。

 

こうすることで、

そのメニューの中で選んでもらえるようになるので、

客単価を上げることができるんです。

 

例え、ホットペッパービューティーの経由で

メニューを選択して予約してきた人にも

お客さんの頭皮や髪質などを見ながら

ワンランク上のメニューを提案してもいい訳です。

 

このように「専用メニューブック」を作ることで、

客単価を上げることができるのです。

 

あなたのお店ではどうですか?

 

【まとめ】

ここまでお読み頂きありがとうございます。

メニューブックを作成する際のポイントは、

 

  • とにかく分かりやすく!

※「人気No.1」や「店長おススメ」等、使用し

注文してもらいたいメニューを分かりやすく表記する。

  • 価格変更の際は作成しなおす!

※修正液やテープで誤魔化さない。

  • 季節に応じたメニューを作る!

※飲食店なら「季節の丼(春夏秋冬で品名を変える)」、

美容室なら「頭皮の乾燥時期にはこのシャンプー」など、

その季節ならではの悩みに応じてメニューを作成する。

  • 専用メニューを作る

※子供専用メニューや個々の悩みに応じたメニュー(パーマ専用・くせ毛専用など)

 

上記を意識して、作成していてください

【良いメニューブック(例)】

※何が人気なのか分かりやすい!

※名前だけだと分かりにくい商品でも

写真があることにより分かりやすく食欲も沸く!

※上から下に進むようになっていて注文しやすい!

「おススメ」「人気商品」も一目で分かります!